基礎

日によって、初夏の陽気が訪れるようになりました。昼間はTシャツ一枚で外出できるような気温になったりもして、Tシャツにジーンズとスニーカーという軽装好きの私としては、ぼちぼち心踊る季節になってきました。 しばらく更新を休んでいましたが、その間に…

景色

ゴールデンウイーク。改元の10連休もぼちぼち終わりますね。私にとっては連休ということもなく、ほぼいつもと変わらない毎日ではありますが、街に出てみると休日の装いの人たちが多いので、なんとなく大型連休感を味わったりしています。意味もなく駅前のベ…

多感

本日で平成という時代は終わる。 「時代が変わる」という感覚は元号が変わるだけでもたらされるものでもないが「時代が終わる」という感覚は元号によってもたらされる。変化というものは知らず知らずのうちにやってくるが、終焉は瞬間で決定づけられるという…

余白

それほど大きな予定がある訳でもなく、仕事でスケジュールが詰まっている訳でもないのに、何故だか分からないけれど忙しいことってありませんか?この数日、私はそのような日々でした。思い返して手帳を眺めて見ると、細々したことで結構埋められていて、勿…

蠢き

春眠暁を覚えず。 時折、すごく眠くなります。春だから。そんな時、すっと眠れる状況に自分がいたら、逆らわずに眠らせてやろうと思います。春だから。眠れるような状況ではなかったら、まあ、我慢するしかないよね。瞼に目玉を描く訳にもいかないし。でも、…

理解

理解とは何か。 ウィキペディアによれば「物事の道理を悟り、知ること。」また「意味をのみこむこと。」(自分以外の人の)気持ちや立場をわかること。とある。 芸術作品と言われるものを創る行為とは、それがどのような形態であったとしても、作品を介して…

末端

暖かい一日。いよいよ春本番といったところでしょうか。オーバーコートを着ることにもそろそろ飽きてきたし、軽装へと変化するのは何となく脱皮するような感じがするので、何かしら新たな気分になるのかも知れません。実際、新たな命が芽吹き、生まれる季節…

揺らぎ

桜が咲いている。 今年も春がやって来たということか。何度目の春になるだろうと、ふと考えてしまうけれど、そのような考えはすぐに消し去ってしまおう。春は常に新たにやって来るのだ。昔の春もなければ、未来の春もない。春はまさに、今ここにある。 それ…

会話

会話について。 先日、ある人に会いに日暮里に行った。目的は、話すため。日暮里から谷中へ向かい、谷中銀座の裏あたりのカフェで色々と話す。その界隈へは岡山に引っ越す前にはよく訪れていたのだけど、10年ぶりに訪れてみると結構街並みが変わっていること…

時代

花粉。先日記したような重症は1日だけで済んだものの、日に数回、突発的に症状が現れる状態が続く。まあ、慢性化しないだけましとは言うものの、くしゃみが7回、8回と止まらずに連発すると、直後に「花粉め。」とつぶやいてしまう。 とは言え、春がやって来…

指先

今日突然、花粉症の症状が現れる。10代の後半までは、ひどい花粉症に毎年悩まされていたけれど、20代に入ると何の予兆もなく突然症状はどこかに消えてしまった。それまでの毎年が嘘のように、鼻は通り、意識明晰の春が訪れ、かれこれ、二十数年が経ったのだ…

空白

「あなたがいない世界」公演を終えて数日が経った。 本番一週間ほど前あたりから、時間が経過する速度はここ数年で一番早く感じられたかも知れない。それは、カンパニー公演に11年ぶりに私自身が出演することに理由があるのか、それとも岡山から東京に戻った…

道具

動くからだを見ている。指先と瞬きと眼差しと頷き。 からだは時に雄弁に語りもするが、時には寡黙にその身を閉ざす。閉ざされたからだは中心から末端への内圧が高まり、小さく震えている。内圧が外圧を超えて、その圧力が外に抜けてしまう頃、からだは末端か…

妥協

本日のリハーサルでも、不在について肌身にジリジリと感じる時間を過ごす。ある限定された状況においての「いない」は、そのままイコール「待つ」という身体的状況を誘発する。そして、その状況においての不在は、不在であるものの存在そのものを、待つ者の…

結果

沖縄県民投票、辺野古移設反対70%超え。(投票率50%強)アカデミー賞、スパイク・リー受賞。 どちらも、何と闘ってきた結果なのかは、明白。 このような発言は個人的には控えたいけれど。この結果が意味することは大きい。

欠片

今週末に迫ってきたM-labo新作「あなたがいない世界」の関連ワークショップが、昨夜行われました。受講者は6名。「ちょっと少ないかな」とも思ったけれど、ワークをしてみて、ちょうどいい人数だと思った。それは内容の濃さに比例していて、この内容で、そ…

塊り

思考が後回しにされた身体は、無意識です。身体が後回しにされた思考は、意識過剰です。 ただ、どちらも自然にそこにあって、それほど悪いものでもないけれど。 無意識は、それを意識するまで踊ればそれでいい。意識過剰は、意識を失うまで踊ればそれでいい…

有無

M-laboratory新作公演「あなたがいない世界」上演まで、残すところ10日となった。 この作品を創るきっかけとなったのは、前作のM-laboデュオ作品「いなくなる動物」と同様、とある出来事に起因している。 「いなくなる動物」は2016年にアイスランドで射殺さ…

言葉

新作「あなたがいない世界」上演まで二週間。 クリエーションはぼちぼち佳境を迎えようとしている。この作品に取り組もうと決めてからこれまでに「いない」という現象について、あらゆる状況から、からだで考察を重ねてきた。それは時に航行する船の羅針盤を…

時間

M-laboratory。 カンパニーを立ち上げて(注:当初はそこまでの気概があったかどうか、定かではないが。若さもあったし。)第1作目を発表したのが1999年の10月。7年間の活動停止期間を挟んではいるが、今年で立ち上げから20年目ということになる。勿論、長…

音楽

四半世紀前あたりから、国内においても無音×即興×ソロといった公演があったり、ラジオ放送を音楽として使用したり、DTMが台頭してきたり、その他諸々、ダンスに対しての音楽の捉え方というものが実験的に解体されたり、再構築されたり、抽象化されたり、脱構…

渡す

三日坊主は達成されず、四日連続の更新。昨日、明日のことなんて誰にも分からないと書きましたが、まさにそれはそれ然りで、おまけに昨日のことなど、とうに忘れてしまったという始末。とかく、分からないことばかりだし、どんどん忘れてしまうものです。無…

手紙

三日連続の更新。これで明日更新が止まれば晴れて三日坊主達成となるが、さて、どうだろう。私の予想では、おそらく明日は更新されないのではないかと思う。明日のことなんて、誰にも分からないけど。。。 本日も「あなたがいない世界」振り起しのための一人…

昨日、今日。

二日連続となるブログ。頻繁な更新が三日坊主にならないように。。。とは言っても毎日更新するということはないだろうけど。 昨日の更新の後、新年1月からクローズで開始しているからだアトリエに向かう。現在のアトリエは昨年まで岡山で開講していた時のア…

発信

ほとんどと言っていいほどに放置されてきた、ねんがらねんじゅう。 岡山から東京に転居して少し経った頃に、はてなダイアリーからはてなブログに移行の連絡が届いた。移行しなければ、記事そのものが削除されるというので、ねんがらねんじゅうともう一つのブ…

クラウドファンディング

2018年、ダンスカンパニーM-laboratoryの新作公演 「いなくなる動物」。 カンパニー始まって以来初となる、 フルレングスDuo作品となります。 さらに、2008年以来カンパニー作品に出演していなかった私が、 10年ぶりに出演するという。 上村なおかと三浦宏之…

そろそろ

たくらみが、あかるみに、なる時を、むかえそうだ。

過ぎ行くなかで

やるべきことにひたすらに向かっている間にも、 やれることは常に新たな形を伴って現れる。 要は、新たな形とやらを瞬時に捉えることが出来るか、否かによる。

気づき

おどり方なんて、もう忘れてしまったよ。 それがいつだったのかさえ、憶えてないね。 だからおどるんだろう?

今の話

自らの行動原理を自身の考えと決断に置くことができる奴が、 自らの行動原理は他者から賦与されるものだと信じきっている奴に、 自分の考えと決断において動け、などと言って、それを賦与している。