手紙

三日連続の更新。これで明日更新が止まれば晴れて三日坊主達成となるが、さて、どうだろう。私の予想では、おそらく明日は更新されないのではないかと思う。明日のことなんて、誰にも分からないけど。。。

本日も「あなたがいない世界」振り起しのための一人リハ。4時間をみっちり動くものの、結晶化する踊りはほんのわずかでしかない。振り起しは出演するダンサー個々に対して特定して行われる。本人はそこにいないけれど、いないその人に対してからだを当ててゆく。時に繊細に、時にはがむしゃらに。

不在であることを前提として、創ってゆく。常に「いない」という状態、あるいは状況に身を置く。そこから生まれるものとは、果たして何だろうかと、からだに問う。

あなたがいない世界で作品を創ることなど、不可能のように思える。でも、その不可能に向かう。「向かう」というその行為自体が、ダンスとなり、作品となる。

と、私は思っている。

この作品は、ある特定の人に向けた「手紙」のようなものでもある。その特定の人とは、「いない」人のことだ。

いない人に向けて、今、手紙を書いている。

それは届くか。