年齢と踊るという事

 今日は子供の教え。9月に小作品の発表があるので、今年に入って創作に入ったのだけど、今回の子供作品は個人的には子供作品と捉えてはいない。年齢的に小学校高学年から高校一年生までなのだけど、高校一年生といえばある部分ではもうはっきり言って大人だ。小学校高学年といえどダンスに対する取り組み方は、充分大人並み。しっかり出来ている。だから、子供作品ではない。
 それが可能かどうかは分からないけれど、出演しているダンサー達がもう少し年齢を重ねて、例えば20代になった頃に、今回の作品を再び踊れるような、そんな作品創りを考えている。同じ作品、同じ振付で、10代中盤と20代ではどんな感覚の違いが起こるのか。そんな事を、まだ子供と呼ばれるダンサー達にいつの日か、感じてもらえれば、最高だ。