男達 変化 異色 風合い

 振付委託された作品、bitter quartet+の「ダンシラガナキナガラシンダ」上演を終えて帰宅。男達の作品。いいものになりました。リハーサルを始めた頃はどうなることかと思案していましたが、それでもけっこう強烈にダンサーをプッシュして来た。ある部分では追い込み、ある部分では放ったらかし、ある部分ではフォローして来た。リハが始まってひと月経ったあたりから、ダンサー達の動きが次第に変化して行った。やはり、変化は常に必要とされる。振り返って思うに、ホントにリハが始まった当初は、ここまで来ると思っていなかったかも知れない。ダンサーには、松山公演に向けてさらに深めて行って欲しい。こうなると、振付家としての欲が出て来るのだよなあ。
 ところで今回上演された、催し、というか企画自体は、まあ、その名の通りモダンダンス発表会である。小さな子供のHip Hopあり中学生のチア的なものあり、シニアのジャズ的なものあり、高校生のストリートあり、大学ダンス部の作品あり、という感じ。(全部の作品は観ていないけれど)「ダンシラガナキナガラシンダ」はその中にあってかなり異色だったのではないだろうか。僕からすると、他の作品の方が異色なのだけど。。。それでも、色々な風合いの作品を観れるというのは、お客さんにとってはいいことなのかも知れないね。
 まあ、とにもかくにも来週、松山だ。