ふと思う重要なこと

 今日ふと思ったのだけど、僕はもうかれこれ人生の半分以上舞台活動とともに過ごして来ているのでした。特に今日が何か特別な日とか、そういう訳でもないのだけど、あれ?僕は一体いつ舞台(身体表現)活動を始めたのだったっけ?と、突然記憶を辿り始めてみた訳です。僕のつたない記憶によると、初めて舞台に関わった(踏んだ)のが19歳の時だったので、え〜!23年前?!とびっくりした次第です。こんなふうに過去を振り返るのは歳をとった証拠だなあと思いつつ、実を言うとその通りで、実際に歳をとっているのだから仕方が無い。
 
 それはさておき、ではその23年そこいらの活動において、僕がやってきた事、あるいは残したものとはなんでしょう。そんな質問を自らに課す程無益な行為はないので、それについては考えない事にした。そんなものは、僕が死んでしまって、誰からもその存在を忘れ去られた頃に、どこかで人知れず結実するようなものなのかも知れませんが、特に結実しなくてもいいものでもあります。僕にとっては。
 
 
 
 この23年間で何をしてきたかよりも、誰と出会ってきたかの方が、今の僕にとってははるかに重要であるような気がします。はい。