02〜03

 先週末、狂喜乱舞02小暮香帆+三浦宏之の公演が終了いたしました。
遠方からのお客様も複数ありました。とても嬉しいことです。
ご来場いただいた皆様に、心より御礼申し上げます。
 ありがとうございました。
 今回の公演タイトルは「めぐるからだ」として構成のみを決めて動きは9割程度は即興という組み立てでした。が。冒頭の数分で構成が全て崩壊する。結局は作られた作品など、世界に起こる様々な事象現象によって、いとも簡単に崩壊してしまう。しかし、それでも作品として成立させる必要が私たちにはあるのだということ。
 結果、崩壊した構成は作品の中で再構成されてゆく。ダンサー自らが世界の事象現象の一つとなって、積み木を一つずつ丁寧に重ねてゆくように、その場で作品を構築してゆく。もちろん、再構成される段階においては更に自らの手によって、意識的に部分構成を崩壊させる必要もある。
 崩壊させることによって、新たな展開、新たな世界観を作り出す。それは壊すという意味において、テロや戦争と同等の判断である。一つだけ大きな違いがあるとしたら、作品自体が身体を崩壊させることはないということだけだ。
 公演をご覧にならなかった方には、なにやらチンプンカンプンな文章であろう。
 
 ただ、ご覧になった方にとっては、一つ、大きな展開がその身に起こったであろうことは間違いない。
 
 
 
 
 出演してくれた小暮香帆さんに、敬意を表したい。
 
 
 
 
 
 
 
 次回、狂喜乱舞03
 
 
 「内包宇宙」
 
 笠井瑞丈+三浦宏之
 
 
 
 
 
 
 詳細は後日掲載します。