遠慮するこたないのにね

 ああ、もう9月か。学生服がわらわら町を歩いている。彼ら彼女らも夏休みは終わったのだな。
 永遠の夏休みなど、妄想の中にしか存在しないんだ。と、最後の蝉が力なく教えてくれる。
 
 妄想。
 
 そこに、永遠の夏休みは存在する。
 
 さて、くだらない話はそこそこに。
 しばらく更新していない間に色々あった。神戸掌編新作の概要が決まった。松山でエクスチェンジがあり、ワークショップがあった。貞松・浜田バレエ団公演の本番に向けてのリハが始まった。とか、なんとか。

 神戸掌編新作は、Works-M Vol.7のワークインプログレスとなる。タイトルは「lie_」。出演は現在鳥取在住の目黒大路と京都在住の高木貴久恵の二人。この二人から始まって、これから国内何都市かでのプログレスを経てフルレングスへと積んでゆく予定。ダンサーも二人に加えて各都市で数名加わってゆく予定だけれど、それはまだアナウンスできない。
 
 松山では久しぶりに星加さんと会い、決してゆっくりとは言いがたいけれど話す事も出来た。ヤミーダンスや赤丸急上昇といった面々ともエクスチェンジやワークショップを共有した。なんだかちょっとした懐かしさ(?!)があったので、個人的には少し驚愕だったなあ。そして、色々と、考えさせられる面もあり。先を見据えてみようと思う。
 
 貞松・浜田バレエ創作リサイタルは9月13日に神戸文化ホールにて行われる。追い込みをかけなければならない中、ダンサーの怪我などもあり現在少々手詰まりな感ありだが、本番までの限られた時間でどこまでブラッシュアップできるかが、肝だ。あの作品がバレエの観点からどう評価されるのか。楽しみなところでもある。
 
 そんなこんなで、これから11月末までは岡山、神戸(あるいは京都)を行き来する日々が続く。

 あ、10月には岡山で目黒君のクリエーションワークショップ&公演を企画主催などもしております。その情報はまた後日掲載しますよ。
 
 
 
 
 
 
 一生、やり残した夏休みの宿題に追われるような、そんな妄想。
 
 
 
 
 
 
 
 それでも永遠が欲しいのか?
 
 
 
 
 
 
 遠慮しておこうかな。