本当のことと革命的な変化

 新年になって一週間が過ぎた頃に、はたと思い立って新年最初のブログ更新をするというこのマイペース。まあ、特にそれについては何も語るべき事はなかろう。このブログをごくごくまれにだけど仕方なく読むという、それにおいては限りなく少数派に属している読者の方にも、更新について僕が何も語らずともお許し頂ける事と思います。僕はそんな読者の皆様に感謝しているのです。これは本当のこと。

 さて、先週末に奈義町現代美術館に赴き「在/不在」インスタレーション展示の設置をして来ました。三カ所を巡回するこの展示もいよいよラスト。もちろんこの作品を設置するのもこれで最後。とは言ってもこれまでと同じように淡々と作業をこなすように設置しました。ただ、今回の展示スペースがこれまでと比べるとかなり異質なので、明かり作りに関してはそれなりに時間を要しましたが。
 今回のスペースは(以前の記事にも書きましたが)すごく密な空間になっています。これはこれまでの二カ所の展示を見た方にしか比べようもない事ですが、やはり空間の違いによってこれまでの以上の変化が、作品に現れているようです。
 もちろん、インスタレーションですからそれは当たり前の事なのですが、それにしてもその変化は作家である僕自身も驚いてしまうような、ある意味では革命的な変化でもあると思います。
 第三会期は既に始まっています。詳細はこちら
 是非、会場に足をお運び下さい。