底で眠る

 Works-M Vol.4「とある場所とあるからだ」福岡公演。岡山公演に引き続き盛況のうちに無事に幕を閉じました。県内、近県よりお越し下さった皆様、ありがとうございました。
 とりあえず、1月の東京公演まで少し間が空きます。岡山、福岡で垣間みたものをしばらくの間、身体の底に眠らせる事とします。熟成、そして発酵。二都市を終えて改めて場所とからだについて、驚きを伴った発見があります。人の身体はやはり神秘です。どれだけ科学技術が発達しようと、情報化社会が加速しようと、それだけでは自然物である身体は捉えきれないものなのかも知れません。
 場所は人を変化させる。身体は無意識のうちに場所に寄り添う。今、おそらく世の中は危ういバランスの上に立っているのかも知れないけれど、場所も身体も、やはり失われるべきではないのだ。
 東京公演に向けて「とある場所とあるからだ」ブログ開設しました。この作品にまつわるあれやこれやを不定期で更新します。
 この作品に携わってくれている全ての人達に感謝しています。