平常心

 先週末、日曜日に「TIME CARVING BODY」は小屋入りして空間作りが行われている。昨日は明かり作りを重点に最後に一度荒通しを行う。美術、照明、音響が空間にそれぞれの輪郭を現しつつも、まだまだフィッティングに時間が必要との思いも強く残る。照明が入ると空間が変化し、美術や、音の扱い方もそれによって大きな影響を受ける。もちろんダンサーの身体にもそれは大きく関係し、そしてダンサーの身体感覚をぶらす。ダンサーには音響、照明、美術、演出が創り出す空間に後押しされる事で、変にテンションを上げてしまわずに、いつも通りのメンタルで身体に向き合って欲しいと切に思う。常に平らなる心で。
 今日、明日はやはりテクニカル中心のリハーサルになると思う。しっかりとひとつずつ調整、整合させて行きたい。