一変する景色

 よくあることだけれど、久しぶりの更新になりました。ただ、今回はいつもに増して少しその期間が長かったかも知れません。更新しなかった事に特に深い意味はありません。単に必要性の問題ですね。ただブログ更新を必要としていなかっただけの事でした。読む側の必要性は無視した行動ではありますが、ブログとはそんなものなのでしょう。
 さて、ブログ更新をしなかった間に、すっかり春になってしまいました。年度をまたぎ、卒業したり、新たな職場に移ったり、それに伴ってお引っ越ししたりして、新生活を迎えた方も多いと思います。そんな方達もそろそろ新生活に落ち着いてきた所でしょうか。何にせよ、新しく何かが始まるというのは気持ちのいいものです。オタマジャクシが蛙になったり、いも虫が蝶になったり、花が落ちて実がなったりするのを見るみたいに、不思議と気持ちが高揚します。多分それが、春の春たる所以なのでしょう。しかし、それでいてなんだか落ち着かず、曖昧な季節でもあります。もしかしたら景色が一気にがらっと変化するからなのかも知れない。それまで裸だった桜の樹々が突然薄ピンク色に染まったと思ったら、あっと言う間に萌える緑で包まれてしまう。そんな、色々な変化が身体にしっくりと馴染むように、この季節を歩みます。
 新緑の季節。僕は好きです。