節目の時

 明けました。これと言って特筆することもないのだけれど、やっぱりめでたいのです。2012年の12月31日が2013年の1月1日になる事がそんなにめでたいか?と言ったらそれほどでもないと思ってしまうのだけれど「節目」として何かが更新される事で、そこに有り難みを感じてしまうのが、人間なのです。だからニューヨークでは2013のメガネをかけて人々が「ハッピーニューイヤー!」とキスし合うし、日本人は行く年来る年を見ながら、除夜の鐘を聞いてしんみりと喜びを噛み締める。国会議員は解散と同時に万歳三唱するし、マックのOSが更新されれば、こぞって買いに走る。
 でも、節目、って、一体何でしょう。
 広辞苑で引いてみると、
「1・竹や木材の節のあるところ 2・物事のくぎれ目。節。」とある。
 では、節、って、一体何でしょう。
 こちらも広辞苑で引いてみる。と、非常に沢山の意味がある。ので、ここには記しません。面倒なので。ただ「節」という字を広辞苑で引いてみると「節目」という言葉の持つ意味、その意味性みたいなものが、なんとなくだけれど見えて来ます。引いてみて下さい、広辞苑
 非常にまわりくどい言い回しになってしまいましたが、僕はこう言いたいのです。
 明けましておめでとう。
 今年も宜しく。