相対化する個

 先週末、東京に行って「とある場所とあるからだ」公演に参加する東京のダンサーのリハーサルを行う。これで、岡山、山口、東京それぞれの場所でそれぞれのダンサーのクリエイションを見た事になる。ダンサーは皆それぞれ自分の場所として、自らが生活している環境の中でクリエイションを行っている。当たり前のように生活している中で無意識になっている事柄を意識化してゆく。自らの身体と場所を省みる。粛々と。
 各々の個人でのクリエイションが折り返し地点を越えてきた。ここからはやはり相対化して行く事が重要になって来る。作品は構成に入ります。