それぞれの場所とそれぞれの距離

 毎日暑いです。ここに暑いという事を記したところでどうという事もないのだけれど、毎日が暑いです。夏なのだから暑いのが当たり前なのだ。蝉がそう諭してくれているようです。じじじ。。。
 さて、先週末辺りに書き物から解放されて一区切りついたものの、すでに次のステップが始まっている。8月以降は岡山でのリハーサルもさることながら山口、東京にも出張リハをしに行かなければならない。遠距離在住のダンサーで作品を作る場合、ダンサーを一つ所に長期滞在させてクリエイションを行うのが世の常なのかも知れないけれど、今回は皆にある意味では孤独とも言える作業を強いてしまっている。そこに目的があるのだけれど。ものを作るにあたって「それぞれの場所」という概念を再確認するのは一つ、大事な事なのではないかなと。それは反対側から眺めると「自らの場所との戦い」のようなものなのかも知れないけれど。ダンサーの皆がどうリアクションしてくれるのか。楽しみなところです。僕は「距離と戦う」のみなり。