いい空間で稽古するということ

 先日の木曜日から岡山市出石町にあるPieni..deuxでコンテンポラリーダンスの小さなワークショップを始めました。ワークショップというよりはアトリエのようなもので「からだアトリエ」という名前です。一回目は参加人数2人でしたが、空間の持つ力が参加者の身体にいい具合に作用して、なかなか面白いものになりそうです。ダンスのレッスンというと多くはリノリウム敷きで鏡やバーが備え付けてあって、蛍光灯の明かりで、というのが当たり前のように身体に染み付いていますが、稽古する身体をどんな環境に置くかで、感じるもの、見えて来るものがより一層明確に変化してゆくのが分かります。ちなみにpieni..deuxは小さなギャラリーで床は古い板張り、照明は電球のレールライト、鏡の代わりに窓ガラス(窓の向こうは小さな庭)です。しかもギャラリーという事で展示物あり。(ちなみに今展示してあるのはR40の天神山便りの表紙の写真を撮って頂いた青地さんの写真)
 そんな小さな美術館のような空間で展示物に刺激を受けながら、身体を動かしていると、それ自体が一つの作品としての可能性を持っているような気すらして来ます。いい空間です。そして、いい時間です。
 からだアトリエの開講日は隔週の木曜日。次回は24日です。詳細は以下に。
pieni.. ecole +cafe ピエニ 小さな学校とカフェ