感触。

 Works-M Vol.3「世界は下らない会話で満ちている」東京公演を終えて、今週頭に岡山に戻る。岡山の空は広い。あたりまえだけどね。
 東京に出発する前にも、当ブログに少し書いたけれど、時間と空間と身体という三つの関係については、色々と考える事が多い。自分が存在するという事は自分の外側になにがしかの空間があって、そしてまた空間とは全く異なった概念で時間が経過しているという事だ。と同時に身体を所有しているという事は、自分の身体という空間を所有しながらも、身体の中にも時間が流れているという事なのだ。
 皮膚一枚を鏡に、外と内があって、身体はその両面を映し出している。
 とか、なんとか。
 ここ数作品、創る方に重点を置いて来たけれども、自分の身体を動かすべく創る(つまりは踊る)、という方向に向かいつつあるのかも知れない。そんな感触が訪れつつある、秋です。
 今日、橋の欄干にどんぐりを見つけました。